海外に行ったとき、体調を崩すと不安になりますよね。常備薬や風邪薬程度であれば持参される方も多いと思います。
風邪を引いても自然に治す
わたしもハーブ農園滞在中、体調が悪くなりました。初日からホストが風邪を引いていたので、おそらく移ったのだろうと思います。ホストはBIO農家を経営しているくらいですから、風邪を引いても自然に治すことを好み、ホメオパシーの薬を使っていました。
ホメオパシーは賛否両論ありますが、フランスの薬局にはホメオパシーのコーナーがありました。個人の責任になりますが選択肢が広がりますね。
ナチュラルな療法を好む人は少ない
実際にフランスでの生活に触れてみたり、フランス人の友人や他のヨーロッパ諸国に住んでいる友人に話を聞いて思うことは、フィトテラピーやホメオパシーなどナチュラルな療法を好む人は、日本人が想像するほど多くはないということです。
とりわけ若い世代の方は薬を好む方のほうが多いように感じました。日本にもわたしのようにナチュラルな物を好む人もいれば、逆にケミカルな物を好む人もいます。それはどこへ行っても同じようです。ですから好みに合わせた選択肢ができるのはいいことではないかと思います。
喉の痛みに精油やハーブティ
さてわたしの不調は喉の痛みだったので、ホストからドロップタイプのホメオパシーの薬を分けてもらいました。あとは庭から喉の不調に効果のあるハーブを摘んで、フレッシュハーブティを飲みました。
いつも常備している精油でうがいをしたり、パリで買っておいた「飲む精油」も早速試してみました。幸いちょうど仕事がお休みの日だったので、あとはゆっくり休んで大事には至らずに済みました。
自然治癒力を実感
綺麗な空気に、BIO野菜やハーブを使ったヘルシーな食事、そして規則正しい生活のおかげで、植物の力が最大限に発揮されたに違いありません。
改めて人の持つ自然治癒力を実感できた出来事でした。
執筆 Makinne