パリにはカフェがたくさんあります。カフェなしではパリを語ることはできません。昔から文豪や芸術家が集い、語り合ってきました。たくさんあるカフェの中で、お気に入りは人によってさまざまなはず。また会う人によっても、目的によっても、いろいろなカフェを選ぶと思います。
ちょっと友達と会っておしゃべりをするのに、私がおすすめする一軒は、Place de Clichy にあるカフェ。Place de Clichy はモンマルトル界隈にある地区で、劇場や映画館が点在しており、アートな雰囲気が漂っています。Place という名の通り広場になっており、ここに面してカフェが連なっています。
1900年代初頭の趣が残る
私の好きなカフェは、少し大通りを外れたところにある小さいながらも趣のある「L’Entracte Café」。(entracte=休憩の場)
1900年代初頭の趣が残るカフェ、バー。モザイクの装飾も素敵です。
タイムスリップした気分にさせてくれます、時間もなんだかゆっくり流れているような…。
気楽に来れるお値段
パリの物価が年々上がるなか、こちらではカフェはまだ2ユーロ以下で飲めます(1.8ユーロ)。カフェクレームも3.5ユーロでした。気楽に来ることができるお値段も嬉しいですね。
画家ボナール描くPlace de Clichy
画家のボナールは1900年代前半に、Place de Clichy やカフェの雰囲気を巧みな色を用いて描いています。
( 写真 : Musée d’Orsayのサイトより引用 )
L’entrance cafe
7 rue biot
01439473
朝の7hから深夜2hまで。夕方の18h-22hのハッピーアワーのカクテルも、2杯飲んで1杯分のお値段。夕方からもまた来たくなってしまいます。日曜日も営業しています!
雨が続き、まだコートを身に着けなければいけない気候が続いているパリです。そんな日はカフェでのんびりしましょう~。
執筆 Saori