秋のロワール古城巡り《 アンボワーズ城 》

2014.01.19

アンボワーズ城

古城巡りもいよいよ終盤。最後はこちらのお城をご紹介します!

 

アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)

先日ご紹介したクロ・リュセ城から歩いて10分ほどの場所にあるアンボワーズ城。15〜16世紀頃、フランスの王族の住居として使われていたこのお城は、レオナルド・ダ・ヴィンチのお墓がある場所としても知られています。

 

よく手入れされた広い庭園に、立派な装飾が施された建築物。いかにもお城!という感じのお城でした(笑)。

広い庭園

 

ここが王族の住居として使われていた建物。一時期は220もの部屋があったそうですが、フランス革命後に大部分が解体され、現存するのはほんの一部なんだとか。

王族の住居

 

よく見ると屋根の辺りには、かなり凝った装飾が施されているのがわかります。

凝った装飾の屋根

 

城内では、王族の人々の肖像画家具楽器などを見ることができました。

王族の肖像画や家具、楽器
王族の肖像画や家具、楽器

 

「会議の間」と呼ばれるこの広間は、祝宴などの宮廷行事に使われたそうです。

会議の間

 

庭園は、すべての植物がキレイに苅りそろえられている印象。

庭園

 

高台にあるので、可愛らしいアンボワーズの城下町を見渡せます。

アンボワーズの城下町

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの像が立てられている場所は、かつて、彼が最初に埋葬されていた教会があった位置なんだとか。

レオナルド・ダ・ヴィンチの像

 

今は場所を移されて、実際に彼のお墓があるのはこちらのサン・テュベール礼拝堂(Chapelle St-Hubert)の中。

サン・テュベール礼拝堂

 

残念ながら写真を撮り忘れましたが、ロワール川をはさんだ対岸から見るアンボワーズ城の全景も素敵なんですよ♡

 

あとがき

というわけで、長々と続いた今回のロワール古城巡りもこれにて終了です!もちろん、ロワール地方にはまだまだほかにもたくさんのお城があって、ツアーバスの運転手さんの話では、仕事とプライベートをあわせてなんと50以上のお城を訪れたことがあるとか…。わたしも、また来年の夏あたりに今回行けなかったお城を見て回る予定です。お城によってはハイシーズン限定の演出もあるみたいなので、リポートお楽しみに♡

【Infos】
アンボワーズ城(Château Royal d’Amboise)
アクセス:トゥール駅から電車で約20分+徒歩約30分、またはバスで約45分
入場料:10.2ユーロ(大人1名)※各種割引あり
開館時間:9:00~19:00(季節によって変動あり)
休館日:1/1、12/25
www.chateau-amboise.com/ja/

※トゥールの観光案内所から現地バスツアーあり(詳細は要確認)
www.tours-tourisme.fr/

※上記の情報は2013年11月時点のものです

 


執筆 マリー

 

 

オンラインフランス語学校アンサンブルアンフランセは、プロの講師によるマンツーマンのスカイプレッスンが1回1500円~受講できます。いつでもどこでも手軽に受講できる利便性と生徒一人一人にカスタマイズされた質の高いレッスンが好評です。→フランス語無料スカイプ体験レッスンはこちら メールマガジンであなたのフランス語学習をサポートする情報をお届けします。フランス語メールレッスン