候補者全員によるテレビ討論会、最も説得力があったのはだれか フランス大統領選挙2017速報

2017.04.05

4日(火)夜、BFMTVの番組で、2017年の大統領選挙に出馬する候補者11人全員による討論会が行われました。番組後におこなわれた世論調査では、左翼党のジャン-リュック・メランション(Jean-Luc Mélenchon)候補がより説得力があった、と最も多くの人が回答しました。

番組内では、それぞれの候補が経済や治安、EU残留の是非などに関して激論をかわしました。極右政党、国民戦線のマリーヌ・ル ペン(Marine Le Pen)候補は、高まる移民排斥の機運や経済の停滞、イギリスのEU離脱などを受けて急速に支持を拡大していますが、番組内で具体的な政策が語られなかったことから、視聴者の支持を伸ばせませんでした。

世論調査による各候補の「どれだけ説得力があったか」の支持率は以下の通りです。(敬称略)

ジャン-リュック・メランション 左翼党 25%
エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron) 前進! 21%
フランソワ・フィヨン(François Fillon) 共和党 15%
マリーヌ・ル ペン 国民戦線 11%
ブノワ・アモン(Benoît Hamon) 社会党 9%
二コラ・デュポン-エニャン(Nicolas Dupont-Aignan) 立ち上がれ!共和国 6%
フィリップ・プトゥ(Philippe Poutou) 反資本主義新党 5%
ナタリー・アルトー(Nathalie Arthaud) 労働者の闘争 3%
フランソワ・アッスリノー(François Asselineau) 共和国人民連合 3%
ジャン・ラサル(Jean Lassalle) 戦え! 1%
ジャック・シュミナドゥ(Jacques Cheminade) 連帯と進歩 0%

執筆:Daisuke

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