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フランス語からも垣間見える、農家で大事にされるミツバチ

2015.09.08.

Makinne_bee

滞在中、自分の無知によりホストの方を怒らせてしまったことが一度だけありました。わたしに提供されたのは離れの可愛らしいお部屋だったのですが、そこはヨーロッパ。ご多分に漏れず網戸がありませんでした。窓を開け新鮮な空気を取り入れ、気分よく過ごしていたその時悲劇は訪れます。

 

外から一匹のハチが

窓の外からやってきたのは一匹のハチ。わたしはパニックになりました。怖かったのです。ハチといえば攻撃してくるものだという思考回路がインプットされています。ですから、わたしは恐る恐るそのハチを叩いてしまいました。きっとハチは死んでしまったでしょう。

しかしそれ以上に恐ろしいことがこの後待っているなんて想像もできませんでした。それはティータイムでホストにその話をした時です。

ホストに怒られ…

「ハチってミツバチか?なんてことを。信じられない。殺してしまうなんて。エコじゃないね」とご立腹。さっきハチに遭遇したときより怖い状況になってしまいました…!

「でも、怖かったんです。刺されるんじゃないかと思って。どうしたらよかったんでしょうか」と、わたしは残りの気力を振り絞って恐る恐る尋ねました。

ミツバチはなにもしないわ。優しく手で捕まえて窓の外に出す。これだけ。次回はそうしてみてね」

奥様に優しくそう言われて少しだけほっとしました。

夢の中でも刺され…

でもその日はずっとハチのことを考えて、心の中でお詫びをしました。それでも夢の中でわたしはハチに刺されました。

確かに、ミツバチがいなければ動くことのできない植物は子孫を増やすことができません。頭では分かっていることですが、ついつい自分本位になってしまったことを反省しました。

ハーブティや精油は植物から作られ、それは命をいただいているのと同じこと。それらの効能を享受する前に、そのルーツも考えなければならないと思い知らされました。

 

大事にされているミツバチ

帰国してから教えてもらったのですが、フランスではミツバチとそれ以外のハチ(スズメバチなど)で呼び名が違うそうです。ミツバチはune abeille、それ以外はune guêpeです。もはやわたしが遭遇したハチがどの種類のハチだったのか分かりませんが、呼び名を分けるくらいミツバチが大切にされていることが窺えます。

言葉や文化を知らないと失礼なことをしてしまうということも、身をもって体験した出来事でした。

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執筆 Makinne

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