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パリのバリアフリー事情(6)エレベーターの場所を知らない駅職員も

2017.02.09.

これまで複数回に渡ってお伝えしてきたパリのバリアフリー事情。今回はモンマルトルから帰宅までをお伝えします。では今回も元気よく「On y va !! 」。

 

大きな駅にエレベーターは1箇所だけ

無事にモンマルトルに到着した僕たち一行。界隈を散歩したあと、再びモンマルトロバスに乗って麓の18区区役所前駅へ到着しました。その後バスに乗り換え一路、凱旋門( Arc de Triomphe ) のあるシャルル・ド・ゴール・エトワール(Charles de Gaule-Etoile ) 駅を目指します。

この駅は、RERのA線、メトロ1、2、6番線が乗り入れる大きな駅で、凱旋門をぐるっと取り囲む直径500mほどの巨大なロンポワン(le Rond-point 円形交差点・ロータリー)に入り口が9か所あります。

しかしそのうち、障害者用のエレベーターがあるのはたったの一箇所。しかも案内はまったくなく、ロンポワンをぐるっと回りながら探さなければいけません。ですが本当に巨大なため、いちいち反対側まで回ることはできません。最悪のパターンだとほぼ一周してしまうことにもなりかねません。

メトロの窓口では「エレベーターはない」と言われ…

僕が一人で窓口に行ってエレベーターの場所を聞きに行くことになりました。メトロとRERの両方のアンフォルマシオン(une information インフォメーション)を扱っている窓口で「RERに乗るために車いすの友人がこの改札に降りてきたいのですが、エレベーターの場所を教えてください」と聞いたところ、

エレベーターはこの駅にはなく、地下鉄は車いすに対応していません。どうしてもと言うならエスプラナード・ドゥ・ラデファンス(Esplanade de la Défense ) 駅まで行ってください。」との回答が…。

3キロ離れた駅へと言われ…

エスプラナード・ドゥ・ラデファンス駅はここから3㎞ほど離れたメトロの駅。エレベーターを使うためだけに3㎞歩かなければいけないのでしょうか…。もう一度聞いてみましょう。

「すみません、僕の友達はこの駅から『RERに』乗らなければいけません。彼はいま上の広場で僕を待っています。ここからエスプラナード・ドゥ・ラデファンスまで行っていられないのです」

すると「ここはメトロの窓口だから、私はメトロの情報しかわからない。RERの窓口で聞いてみてください」とのこと。

RERの窓口に行くように言われ…

窓口は基本的にはメトロとRERどちらの情報も取り扱っていますが、普段は対応していない情報などはそれぞれの窓口でしか聞けないようです。メトロでは基本的には「メトロは車いすに対応していないので利用できない」と言うので、この駅で「RERに乗る車いす利用者」への情報は持っていなかったのでしょう。

分かりにくい窓口

それでも利用者にとってみれば同じ駅の窓口。窓口に「メトロ専用情報」や「RER専用情報」と書いているわけではないので、これは非常にわかりにくく不親切だと感じました。

車いす利用者だけでなく、大きな荷物を持った旅行者などもこのエレベーターを利用するはず。なのに駅員がその場所すら知らない、というのは日本では考えられないですね。

その窓口は閉まってた

その後RERの窓口へ向かいました。ですがすでに閉まっていて誰もおらず、自力で探すしかありません。駅構内の地図でエレベーターの場所を確認します。

Francisさんは無事に自宅に帰れるのでしょうか!? 次号をお楽しみに!

執筆 Daisuke
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