フランスでホームステイをする

2017.01.13.

ようこそ!

一人暮らしではなかなか触れることができない日常会話を学ぶにはホームステイが一番。 可能な限り生活スタイルをホストファミリーに合わせ、フランス生活学習の場と考えましょう。 生活スタイルの違いからくる悩みはまずは周りの滞在歴が長い日本人や日本を良く知るフランス人などに相談しましょう。 語学力があれば生活習慣の違いを話題にファミリーとディスカッションすることも醍醐味の一つです。

 

ホームステイとはFamille d’accueil

ホストファミリー

フランス人一般家庭で滞在するとは、 家屋の一室を提供してもらい、トイレ・浴室などはホストファミリーと共同で使用すること。 家庭によっては客室用浴室があるところも。 ホストファミリーは異文化交流に興味を示している方が多く、部屋だけを借りる間借りCo-locationとは異なり、コミュニケーションに重きを置いています。 滞在する側は「部屋を借りている」という認識ではなく、「その期間、家族として仲間入りしている」認識を持ち、生活に溶け込む姿勢が大事です。

 

ホームステイ先の見つけ方

1. 私立の語学学校の場合:学校側で紹介してくれることがほとんど。トラブルがあった時も学校が介入してくれ、新たなホストファミリーの紹介もしてくれるので安心です。

2. 公立大学付属語学学校の場合:学校の事務所に用意されているリストや張り紙から探し出し、自分で直接交渉する必要があります。トラブルがあった場合は介入してくれる第3者がいないので自力で解決しなければいけません。

3. インターネット:個人がHPやブログなどでホームステイを募っています。こちらもトラブルがあった場合に介入してくれる第3者がいません。

 

ホームステイ先での注意点

生活様式・習慣が異なることから起こるトラブルを多い順にご紹介します。

お風呂の使い方

例1:「日本人一人で一家四人分のお湯を全部使ってしまった」
フランスでは長湯する習慣がなく、カラスの行水がほとんど。 お風呂は「温まる場所」ではなく、あくまでも「体を洗う場所」です。 また、電気で沸かす貯水式給湯器を利用している家庭が多く、夜間に翌日分の湯を沸かすため、お湯の量に限りがあります。

《解決法》滞在期間の長湯は我慢しましょう。

 

例2:「日本人が1ヶ月滞在したら浴室にカビが大発生した」
フランスでは大量のお湯を毎日入浴時に使用する習慣がないため換気環境が十分ではありません。

《解決法》やはり長湯は我慢です。

 

例3:「深夜のシャワーはNG?」
家屋の作り方によってはシャワーどころかトイレを流す音でさえもホストファミリーにとって気になる場合があります。

《解決法》ホストファミリーにシャワー使用時間を聞きましょう。

 

電気の使い方

例1:「暗いと眠れないので電気をつけっぱなしにして寝たら怒られた」
一般的にフランス人は公共料金を節約する習慣がついています。 さらにフランスの電気料金は日本と比べ高く、エコノミー料金で契約している家庭では「非常に高い日、やや高めな日、安い日」と細かく設定されています。

《解決法》その旨相談し、消費電量の小さなランプを借りましょう。

 

例2:「外出中に部屋に勝手に入られてヒーターを消される」
上記と同様の理由で節約第一です。

《解決法》使わない部屋の電源は暖房も含め消しましょう。真冬の場合は相談しましょう。

 

家事はどこまで手伝う?

例1:「上げ膳据え膳でいいのでしょうか?」
家庭によっては右も左も分からない滞在者にキッチンをうろうろして欲しくない場合もあるでしょう。かといって上げ膳据え膳でいるのもホストファミリーにとって負担がかかります。 基本的に自分のお皿は自分で流しまで持っていく態度を見せましょう。 テーブル準備の時間に行って準備を手伝う旨申し出るのも良いでしょう。 お料理のお手伝いもして欲しい人、して欲しくない人と様々です。

《解決法》ホストファミリーに聞きましょう。

 

例2:「部屋や共有部分の掃除は誰がするの?」
家主がする場合が多いですが異常に汚してしまった場合は、自分から申し出て掃除用具の使い方などを聞いたほうが良いでしょう。

《解決法》ホストファミリーに相談しましょう。

 

食事のマナー

例1:「食べられないものをムリして食べて気持ち悪くなりました。」
ムリは禁物です。到着時に食べられないものをあらかじめ伝えておきましょう。 見たことのない食材はごく少量取り分けてもらいます。 また、取り分けてもらったものを残すのは非常に失礼に当たるので、見知らぬ食材や苦手かな?と思われる食材は少なめに取り分けてもらい、気に入れば好きなだけおかわりしましょう。

《解決法》ムリはしない、盛り付けは少なめにお願いしましょう。

 

例2:「フランスだからワインは飲み放題?」
一般フランス人の夕食は以外に質素でワインも一杯たしなむ程度、飲まない家庭もあります。正体をなくすほど飲むことは恥ずかしい行為であり、アルコール中毒と思われかねません。ホストファミリーが飲まない場合は自分で購入したものを食卓に持ち込み飲みましょう。

《解決法》理性を持って飲みましょう。

 

例3:「野菜や魚が少ない」
ホストファミリーにより日常的に食べるものが異なるのは当然ですが、フランス人は基本的に肉食です・笑。 また、日常的には質素な食生活を送るホストファミリーが多いので、毎晩豪華な夕食を用意するホストファミリーにあたった場合はラッキーと考えましょう。

《解決法》昼食に好きなものを食べましょう。

 

例3:「夕食の時間に遅れたら怒られた」
夕食をホストファミリーで食べない時には出来るだけ早く連絡しましょう。 問題があって帰宅が遅れそうなことが予測されたら連絡するよう努めましょう、あなたの分を取っておいてくれるはずです。 やむを得ない事情で連絡できずに遅れた場合もその旨伝えればファミリーも理解してくれます。

《解決法》食材の無駄をフランス人は嫌います。可能な限り連絡しましょう。

 

深夜の外出は迷惑?

夕食後の外出をホストファミリーから禁止される場合は稀ですが帰りが深夜になる場合はあらかじめ大体の帰宅時間を告げ、帰宅時には物音を立てないよう注意しましょう。

《解決法》内緒で外出はせず、事前に申し出ましょう。

 

友達を家に連れて来て良い?

歓迎するか否かもホストファミリーによりますがやはり突然連れて行くのはNGです。

《解決法》事前に相談しましょう。

 

 電話はあくまで連絡用に

受け取るのみの連絡用として使用しましょう。かかってきた電話でも長時間通話はNGです。国内に掛ける場合のみOKするホストファミリーもいるでしょう。通話料金が安くすむカードなどの使用はしっかり説明する必要があります。

《解決法》事前に相談しましょう。

 

あとがき

以上、あくまで一例に過ぎません。『常識』は家庭により異なりますので「郷に入ったら郷に従う」を肝に銘じて生活することを心がけましょう。
何よりも家庭で聞くフランス語を耳にできるということは、様々なシーンに適応した慣用句を学ぶ大きなチャンスです。少しくらい窮屈な思いをしても、貴重な体験が出来る場と考え前向きに生活すれば大きな収穫につながることでしょう。

Bon courage !

 

 

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