フランス人は自分のことを「自分から祝う」!?

2016.10.11
クロワッサン
フランス人も会社で「お裾分け」をするそうです。でもちょっと日本人と作法が違うような・・・。
今日はそんな「お裾分け」と「パン・オ・ショコラ」のお話です。

 

朝から職場でパン・オ・ショコラ!?

フランス人の中にはよく、平日は毎日お昼ごはんを食べに家に帰る方がいるそうです。「えっ、仕事の合間に!?」と怪訝に思ったそこのあなた、そういうフランス人は意外に多いんですよ〜。いかに昼休みが長いかってことですよね^^;

そのため主婦は合間を縫って昼食を用意するのですが、知人が言うにはたまにご主人がこう言うそう。「今日あんまりお腹空いてないなぁ、今朝は会社でPain au chocolat(パン・オ・ショコラ)食べたから」って。

パン・オ・ショコラといえばフランス人ならみんな大好き!バターたっぷりのデニッシュ生地に棒状のチョコレートが焼き込んである、あのとっても高カロリーなパンです。

Voici un pain au chocolat et un croissant !

そんなものをお昼前によくも〜!と食事を作る嫁としては一瞬腹立たしく思うそうですが、別にご主人が買い食いをしているわけではないのです。話を聞くと嬉しいことやおめでたいことがあった同僚が、パン・オ・ショコラやクロワッサンをたくさん買って来て皆に振る舞ってくれるのだそうです。

例えば誕生日、出産祝い、育児休暇明けの職場復帰、快気祝いなど、自分に起こった喜ばしいことをこうして身近な人に「お裾分け」をするのでしょうか?一般的に日本では誰かにおめでたいことがあった場合、本人の周りの人がプレゼントを贈ったりパーティを企画しますよね?

 

まとめ

フランスでももちろん周りが本人にお祝いを贈るようですが、本人も「自分から祝う」ところがさすが自己主張が強いフランス人!
…と思ってしまう反面、嬉しいことは身近な人に知らせたい、一緒に嬉しさを分かち合いたいという気持ちが伝わっていいものですね♪

執筆 Miwa

 

 

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