5月1日『すずらんで溢れるフランス』

2018.05.01
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森に自生するすずらん

5月1日、フランスはメーデー (労働の祝日 la fête du travail) 。この日は国民の祝日で、しかも労働者を労うための日なので、フランス国民はよっぽどのことがないと働きません。この日に開いている商店などは、普段の2倍の給料を従業員に支払っているとか!

そして5月1日はすずらんの花を愛する人に贈る、という古くからの習慣もあります。その歴史は古く、なんと1561年5月1日に当時のフランス王シャルル9世がすずらんの花をプレゼントされ、それをお気に召したのがきっかけだそうです。

 

至る所ですずらん

花屋さんの店頭 スズランのブーケ

森の中に自生しているすずらんたち。繊細で可愛いですよね、香りも素敵。ちなみにすずらんの花言葉は「幸せの再来 le retour de bonheur」。現代のフランスでは5月1日に家族やお世話になっている人、愛する人にすずらんを贈る習慣となっており、プレゼントされた人には幸せが訪れると言われています。

この日のフランスは、すずらんの花を売る人たちやスタンドで賑わいます。5月1日だけは、一般の人も年齢を問わず好きな場所ですずらんを売っていいそうです!ただし、「森で摘んだ根の無いもの」、「花屋さんから100m以上離れた場所で売ること」など、一般人には何かと規制があるようですが、実際にコントロールされているかは不明!?

5月1日に向けて、花屋さんは準備で大忙し!小さいブーケで売られているのが主流です。すずらんの生産者にとって、「5月1日に花を開花させる」ように栽培するのは相当な苦労があるようですね。そりゃそうです、相手は植物なのですから…この日に1年の売り上げのほぼすべてがかかっていると思うと、大変なプレッシャーですね。

 

それに引き換え一般のすずらん売りはフリースタイル。手売り(苦笑)値段は安いでしょうけど、手が濡れそう〜。

一般のすずらん売り

そして、子供たちも元気なすずらん売りに変身!こんなスタンドを見てしまったら最後、買ってあげたくなっちゃいますよね。

すずらん売りの子供たち

 

あとがき

日本にお住まいの皆さん、5月1日にすずらんの花を贈る習慣、密かに日本で始めませんか?いつか全国に広まれば素敵ですね。

執筆 Miwa

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