フランス語で時間を言うときの注意

2017.04.05
時間の表現

フランス語を日々勉強しておられる皆さん、初級の頃「時刻の尋ね方や言い方」を学習されたと思います。
日常生活でも毎日耳にする口にする、便利な表現をご紹介します。

 

フランス人の時間の表現

 時計

Il est quelle heure ? – Il est dix heures. 「何時ですか? – 10時です。」
Il est deux heures et quart.「2時15分です(le quart=4分の1=15分)」
Il est trois heures et demie.「3時半です(la demie=半分=30分)」
Il est sept heures moins le quart.「7時15分前(moins le quart=マイナス15分)」

特に「〜時○分前」などの表現は頭が混乱するので頑張って覚えたものですが、皆さんご存知ですか?時刻を12以上の数字で表すとき(12〜23時)、

“… et demie” “… et quart” “… moins dix ” は使えないのです!

文法的に間違っているとかいう理由ではなく、フランス人はそういう言い方をしないのです。つい先日もうっかりこの間違いをしてしまいフランス人に苦笑されました。

” J’arrive à 20 heures moins 20 “ と言ったら、” … 20 heures moins 20 !(苦笑い)Ah, 19 heures 40 ? “

時刻を12時から上の数字で言うときは「”… et demie”と言ってはいけない」とネガティヴに考えるより、13時50分なら”13 heures”の後ろに”50″の数字をつければいいんだ、ラッキー!とポジティヴに捉えておきましょう。

 

あとがき

私としては納得いく理由が知りたいのですが、とにかくこれはフランス人にとっては変だと気をつけるようにしています。誰か理由をご存知の方、おしえていただけると嬉しいです。とにかく、より自然なフランス語を話すためにはフランス人の真似をするのが一番ですね!

執筆 Miwa

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