フランスで病気になったときは

2017.01.10.

フランスで病気になったときは

フランスの薬局では 、日本なら処方箋がいるような薬剤も処方箋な無しで取り扱っている場合があります。「症状を説明できる」「病名がはっきりしている」のであればまずは薬局に相談してみましょう。フランス社会保険制度に加入していない場合は、知人が勧める最寄の内科医やクリニック病院の外来へ。海外旅行保険の現地サービスデスクに相談するとお勧めの医療機関を案内してくれる場合もあります。長期滞在の場合は主治医 Médecin traitant(メドゥサン・トレッタン/主に内科医)を定めます。緊急の場合は保険の種類を問わず病院の緊急外来へ。

 

いくつかの窓口を知っておこう

薬局

薬局

開業医やクリニック・病院いずれも基本的に予約診療でいつも込み合っているため、薬局の需要と供給は非常に大きく、薬剤師に症状を相談すれば親切に適応する薬剤を勧めてくれます。処方箋 Ordonnance(オルドナンス)が不要な薬剤、処方箋が必要な薬剤を取り扱います。

Pharmacie de garde ファルマシー・ド・ガルド:
休日・夜間でも1コミュニティーには必ず1軒の薬局が当番制で営業しています。最寄のファルマシー・ド・ガルドはお近くの薬局で告知されます。サイトでも検索可能:http://www.pharmaciesdegarde.com/

Parapharmacie  パラファルマシー:
ドラッグストアを指し、美容・健康雑貨のみを取り扱います。

個人開業医

開業医

事前予約が必要です、飛び込みは非常に待たされることを覚悟しましょう。ほとんどの場合アパルトマンの1室を診療室、1室を待合室としています。一人の医師、もしくは複数の医師で診療所 Cabinet(キャビネ)を構え、受付秘書がいる場合もあります。後者の場合は診療して欲しい医師の名前をはっきり伝えましょう。緊急の場合は早めに診療してくれる医師を希望と伝えましょう。
通常看護師は常駐しておらず、検査が必要な場合は処方箋を持って検査センターへ赴きます。支払いは診察が終わったらそのまま診療室で医師に直接行います。全額負担し、保険への手続きは後日となります。日本の海外旅行保険会社に請求する場合は医師の診断書が必要な旨申し出ましょう。

クリニック・病院の外来

病院

事前予約が必要です、飛び込みは待たされるだけではなく、診察日ではないこともありますので事前に調べましょう。
日本のクリニックや病院の外来のように、受付で登録を済ませ、診察、受付で支払いとなります。看護師常駐し検査室が併設されているので検査の必要がある時は便利です。会計は開業医同様、全額負担し、保険への手続きは後日となります。日本の海外旅行保険会社に請求する場合は医師の診断書が必要な旨申し出ましょう。

クリニック、病院の緊急外来

緊急外来

休日・夜間に利用します。常に急患であふれているので、よほどの重態でない限り非常に待つことになります。受付を済ませ診察の後はそのまま帰宅、請求書は登録した住所に郵送で届きます。

例:風邪を引いた場合

1. 薬局へ行き症状を説明します。勧められた市販薬を1週間試してみましょう。

2. 改善されない場合、知人の勧める内科医と診療予約を取ります。(知人がすでに罹っていると医師の覚えが良いため。稀に飛び込みの診療は拒否されることもあります。)電話で予約が取れますが、直接赴いて予約を取っても構いません。

3. 予約の日時に受診します。時間に遅れると診療してもらえないこともあるので遅れないようにしましょう。受付秘書がいる場合は名前と予約してある旨伝え、待合室へ。

4. 名前を呼ばれたら診察室へ。医師とはまず握手をし、症状を伝えます。

5. 診察が終わるとその場で医師に診察料を支払います。その際に保険証の提示を求められます。日本の海外旅行保険を利用する場合はその旨伝えます。

支払いはフランス人の場合は小切手がほとんどですが、小切手がない場合はあらかじめ現金を用意しておきましょう。カルトブルー可能であっても、クレジットカードは不可な場合が多いようです。

6. 処方箋を持ち薬局へ向かいます。薬局でも保険証の提示を求められますので、日本の海外旅行保険を利用する場合はその旨伝えます。

フランスの社会保険制度に加入の場合は患者の事務的手続きはありませんが、日本の海外旅行保険を利用する場合は速やかに連絡し指示を仰ぎます。

 

執筆 Ayako

 

 

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