2018年パリマラソン 5万5000人がシャンゼリゼなどパリの名所を疾走

2018.04.09

Eiffle Tower. Paris. France

8日(日)、2018年パリマラソン(Marathon de Paris 2018)が開催され、およそ5万5000人のランナーが、シャンゼリゼ大通り(Avenue des Champs-Élysées)を始めとする、パリの有名な名所を駆け抜けました。

 

世界2番目の規模の大会

パリマラソンは、世界のトップ選手が競い合うIAAF(国際陸上競技連盟)公認のフルマラソンで、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、シカゴで開催されるマラソン大会と並んで、世界の5大マラソン大会に数えられています。1976年以降、毎年4月に開催され(湾岸戦争の為1991年大会は中止)、ゴールする人数の数では、ニューヨークシティマラソンに次いで、世界で2番目の規模を誇ります。

 

名所が目白押しの贅沢なコース

凱旋門をスタートし、その後シャンゼリゼ大通りを走り、コンコルド広場(Place de la Concorde)、ルーブル美術館(Musée du Louvre)沿い、バスティーユ広場(Place de la Bastille)、ヴァンセンヌ城(Château de Vincennes)やヴァンセンヌの森(Bois de Vincennes)を抜け、再びパリ市内に戻ります。その後は、セーヌ川沿いを走り、ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)やグランパレ(Grand Palais)、エッフェル塔(la Tour Eiffel)を見ながら、ブーローニュの森(Bois de Boulogne)を抜け、再びパリに戻る42,195㎞のコースです。

前日の7日(土)には、ドイツのミュンスター(Münster)で、群衆に小型のトラックが突っ込み3名が死亡、数十名が負傷(運転手は拳銃で自殺)する、テロと思われる事件が発生し(後に捜査当局によってテロの可能性は否定)、厳重な警備の中での開催となりましたが、大きな混乱や事故もなく、小春日和の爽やかな気候のもとで、参加者たちはパリの街並みを快走しました。

男女とも、上位3名はケニア勢が独占しています。日本の高島由香は8位に入りました。

男子
1位 Paul Lonyangata(ケニア)2時間06分25秒
2位 Mathew Kisorio(ケニア)2時間06分36秒
3位 Ernest Ngeno(ケニア)2時間06分41秒

女子

1位 Besty Saina(ケニア) 2時間22分56秒
2位 Ruth Chepngetich(ケニア)2時間22分59秒
3位 Gulume Chala(ケニア)2時間23分06秒
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8位 高島由香(日本)2時間26分13秒

世界のトップ選手も参加し、市民も大いに盛り上がるお祭りの雰囲気が魅力のパリマラソン、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。

執筆:Daisuke

 

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