緊急速報アラームシステム誤報で一時混乱

2017.12.13

SAIP

12日(火)お昼過ぎ、スマートフォン用アプリケーションの緊急速報アラームシステム「SAIP(Système d’Alerte et d’Information des Populations)」が誤った情報を流したため、アプリケーション利用者たちが一時混乱に陥りました。

今回の誤報では、「PARC EXPOSITION」(展示場)という情報のみが送信されたため、どこの展示場のことなのか、何が起きているのか、など詳細が一切わからず、混乱が生じました。

実際には、フランス北部ノルマンディー地方のルーアン(Rouen)近郊のグラン・ケヴィイー展示場(Parc des Expositions de Grand Quevilly)でテロ攻撃があったことを想定した「訓練」の情報が誤って送信されたということです。この混乱を受けて内務省は、今回の送信が訓練を受けた誤作動であることを新たに送信しました。

折しも、当時パリではOne planet summit(気候変動サミット)が開催されていたため、市民の間には緊張が走りました。

このアプリケーションは、度重なるテロによる深刻な被害をうけて、フランス内務省によって作成され、2016年6月より提供されています。

執筆:Daisuke

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