南フランス「シャガール美術館」への行き方や見どころを解説!

2018.04.22

シャガール美術館 宗教画今回は、南フランスにあるシャガール美術館をご紹介いたします。以前、Parisのオペラ座 (Opéra Garnier) を見学したときにシャガールの美しい天井画に圧倒され、「このような素晴らしい絵を描く画家のことをもっと知りたい!」という思いがずっとあり、期待を胸に向かいました。では早速、シャガール美術館までの行き方や見どころついてご紹介していきましょう。

 

シャガール美術館への行き方や所要時間は?

シャガール ステンドグラスシャガール美術館の正式名称は「国立マルク・シャガール聖書の言葉美術館」 (Musée National Message Biblique Marc Chagall) といいます。地図で場所を確認すると、ニースの中心地から歩こうと思えば徒歩でも行ける距離にあります。しかし、地形を見ると小高い場所にあるので徒歩で30分ほどかかるみたいで、いい運動になりそうです。しかし今回は無理をせずにレンタカーで行き、ニース中心地が少し渋滞していたせいで所要時間は15分くらいかかりました。

他のアクセス方法としては市内から美術館までバスも出ています。美術館はなんとニースの「超」高級住宅地の中にありました!周辺の豪邸見学もなかなか楽しかったですよ。

 

シャガール美術館の見どころを写真で解説!

シャガール美術館美術館の入り口は意外とこじんまりしていましたが、中に入るとご覧のようにとても開放感があります。

シャガール美術館 絵マルクシャガールがこちらの美術館に1966年に寄贈した絵画はいずれも大型で大変見ごたえがあります。見学の際は音声ガイドを無料で借りることができ、日本語版もあるので安心です。美術館としての規模は小さいほうで、4つの部屋で成り立っています。絵画の見学時間は個人差がありますが、音声ガイドを借りたら45分程度、借りない場合は20分程度で見終わります。

シャガール美術館 内部こちらのお部屋はシアタールームです。シャガールの生涯や人柄に触れる映像を見ることができます。ここでじっくり映像を鑑賞した場合、先ほどの見学時間に+30分くらいかかります。シャガールのステンドグラス「天地創造」が美しいですね。シアタールームを出て見学を続けます。

シャガール美術館 宗教画ロシアに生まれフランスに亡命し、その生涯をフランスで終えたシャガール。彼の美しい宗教画を観ていると、様々な思いが胸をよぎります。

シャガール美術館 壁画中庭には大きな壁画もあります。「預言者ユリア」という名の、実はモザイクです。近くで見るとわかりますよ。

カフェで休憩ができる!

シャガール美術館 カフェ美術館の庭にはカフェもあります。Service non stop ということで、いつでも立ち寄れます。メニューを読んでみると、軽食も取れるみたいですよ。

シャガール美術館 庭こちらのカフェはご覧の通り緑に囲まれています。作品を心行くまで堪能した後は、カフェテラスで一つ一つを思い出しながらゆっくりと心豊かな時間を過ごしましょう。

住所:Avenue du Docteur Menard, 06000 Nice, France
開館時間:10:00~18:00(~17:00/11月1日から4月30日)
休館日:火曜 (変更する場合がありますので事前にHPでチェックしましょう)

 

最後に

シャガールが生前に建てたというこの美術館。美術鑑賞がお好きな方にはぜひお勧めです。ニースへご旅行の際はぜひシャガール美術館にお立ち寄りくださいね。

執筆 Miki

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