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国際バカロレアって?1 ≪紹介編≫

2017.03.13.

university classroom chair
夏休み真っ最中に、勉強の話は無粋かもしれませんが
今月は3回にわたり、その無粋なお話をしていきたいと思います。

フランスのバカロレア

このサイトを読んでいらっしゃる方ならバカロレアという言葉は身近かもしれません。フランス語のスペルは、baccalauréat。略してbac(バック)とも呼ばれます。

これは19世紀初めにナポレオン・ボナパルトが導入した制度で、高等教育を受けるのに必要な国家資格。
年齢は高校卒業レベルに当たり、毎年6月に行われる国家試験バカロレアを受けて取得するものです。
と、ここまではフランスのバカロレアの話ですが、最近日本でもよく耳にするようになったのが、「国際バカロレア」、略してIB。こちらはスイス発の教育プログラムです。一体どんなものなのでしょうか。

 

国際バカロレア・IB

Schoolgirl in high school class

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。
文部科学省サイトより引用)

 

年齢・対象別に4種に分かれます

1.プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP):3歳~12歳が対象
2.ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP):11歳~16歳が対象
3.ディプロマ・プログラム(DP):16歳~19歳が対象
4.キャリア関連プログラム(CP):16~19歳が対象

大学入学資格に相当するのは、ディプロマ・プログラム(DP)

プログラム4種のうち、通常IBというと大学入学資格であるDPを指すことが多いようです。

DPでは、

所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能。文部科学省サイトより引用)

実際も、4種のうち最も多くの教育機関に導入されているのはDPです。

グローバル化の進む現代において、国際的視野を持つ人材はあらゆる地域・分野で必要とされています。
IBプログラムを提供する教育機関も年々増加しており、文部科学省サイトによればその数は2017年3月1日現在で、世界140以上の国・地域、4,784校に上るそうです。

 

まとめ

このような傾向は日本も例外ではなく、文部科学省もIBの普及に力を入れています。
例えば通常、英・仏・スペイン語のどれかを用いるDPの一部科目を、なんと(!)日本語で実施できる「日本語DP」の開発・導入も推進中なんだそうですよ。

次回は、具体的に、IB教育はどこが違うのかを見ていきましょう。
執筆:冠ゆき

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