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1月15日の聖レミの日とは?ランスの大聖堂と聖レミ・バジリック教会

2018.04.24.

ランスの大聖堂今回は1月の聖人の中からフランスと関わりの深い聖レミをご紹介します。フランス王国の基を築いたメロヴィング朝フランク王国の初代国王クロヴィスに洗礼を授けたのがランス司教の聖レミでした。クロヴィスは最初にカトリックに改宗した王としても有名です

 

ランス司教 聖レミ

聖レミは、今のLaon(ラン)近くに437年ごろ生まれたとされています。文献によると、非常に優秀で22歳の若さでランス司教となりました。その兄プリンシピウスもSoisson(ソワソン)司教を務めており、後に聖人とされました。

聖レミと聖プリンシピウス、また、ガロ-ローマ文化第一の文人として知られ、これまた後世聖人とされた、聖シドワン・アポリネール。この3人の間に交わされた書簡のいくつかは現存しており、彼らの教養の高さをうかがわせる内容だそうです。

 

世界遺産 ランスの大聖堂

シャガール絵のステンドグラスランスというと、連想されるのはまず大聖堂(カテドラル)とシャンパーニュ。もう少し踏み込めばフランスに帰化した日本出身の画家Foujita(ふじた)でしょうか。大聖堂は、シャガールの青が堪能できるステンドグラスや、微笑む天使像でも有名な場所で、ランスへ行くなら必見の場所の一つでしょう。

微笑みの天使

微笑みの天使

ちなみに、1027年のアンリ1世以来、フランス国王はそのほとんどがランスで戴冠しています。これは、もちろん、聖レミがクロヴィス王に洗礼を授けたのがランスであったことと無関係ではないでしょう。ジャンヌダルクの活躍により、執り行われたシャルル7世の戴冠式ももちろんランスでのことでした。

 

聖レミが眠る場所 聖レミ・バジリック教会

聖レミ・バジリック教会聖レミの遺体は、大聖堂から2キロメートルほど離れたBasilique St.Rémi de Reims(聖レミ・バジリック教会)に安置されています。ここは聖レミが亡くなった当初は、小さなシャペルでしかありませんでしたが、その後改修を重ねられ、僧院つきの教会を経て、現在は、大聖堂と変わらない規模の教会となっています。

聖レミが生きた証 96本のろうそく

en19-4いろいろな時代の様式が重なって出来た建築ですが、中の雰囲気は荘厳で非常に美しい教会です。中ほどに飾られている「王冠の形をしたろうそく吊り」は、聖レミの生きた年数を表す96本のろうそくが立てられるように出来ています

なお、聖レミの日は1月15日ですが、ランスの伝統ではなんと10月1日にお祝いをします。聖レミの遺体を聖レミ教会に運び入れたのが、10月1日であったからと言われています。

 

最後に

併設している元僧院は、現在では博物館となっています。ランスの大聖堂、聖レミ教会ともに、世界遺産に登録されています。ランスへ行かれる方は、是非、聖レミ教会へも忘れず足を運んでいただけたらと思います。

yuki
執筆:ゆき

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