【フランスワイン巡り】シャンパーニュの特徴と種類&おすすめ3選!

2017.06.15

シャンパーニュコルクスパークリングワイン、シャンパーニュは結婚式のパーティーやF1の表彰台など華やかな場所で登場することが多いですが、なぜ特別な飲み物として扱われるのでしょうか?その魅力と種類についてお話します。

 

シャンパーニュの特徴

シャンパーニュグラス「シャンパン」、「シャンパーニュ」と二通りの呼ばれ方をしますが、原語に忠実に言うと シャンパーニュ(Champagne) ”が一般的な呼び方です。

スパークリングワイン = シャンパーニュ?

世界中でスパークリングワインが造られていますが、シャンパーニュと名乗っていいのはフランスのシャンパーニュ地方で法律に決められた製法のものだけです。使用するブドウは主に、黒ブドウのピノ ノワール、ピノ ムニエ、白ブドウのシャルドネの3品種です。
詳しくは⇒ シャンパーニュだけじゃない!スパークリングワインの製法と種類の記事をご参照くださいね。

なぜシャンパーニュの泡はできるの?

シャンパーニュの泡はどこから生まれるのでしょうか。
普通のワインは酵母によるアルコール発酵を発酵樽で一度行いますが、シャンパーニュはもう一度瓶の中で発酵させます。これを瓶内二次発酵とよびます。

一次発酵を終えたワインに糖分を加え、再度発酵させると行き場を失った酸化炭素がワイン中に溶け込みます。これがシャンパーニュの泡となるのです。

なぜ特別な飲み物と言われるのか?

シャンパーニュは瓶内二次発酵だけではなく、造り方に手間がかかります。果汁の一番絞りを取る量が決まっていたり、澱を瓶から出すために手で瓶を動かしたり(機械を使う所もあります)と、非常に手間暇かかることもシャンパーニュが特別に扱われる理由の1つといえるでしょう。

 

ヴィンテージシャンパーニュとは?

シャンパーニュを飲む2人

シャンパーニュはラベルにヴィンテージ表記がないものとあるものがあります。前者は複数年のワインをブレンドして造られており、そのブレンドによって寒冷地にあるシャンパーニュで安定した品質を確保することができます。

後者は出来のよかった年のみ造られるシャンパーニュで、よりワイナリーとその年の個性が表現されています。ラベルにブドウを収穫した年号が書かれています。

 

おすすめのシャンパーニュ3選

おすすめのシャンパーニュをご紹介します。自分自身へのご褒美や、おもたせにもおすすめです!

1.シャンパーニュ・ロゼ(Champagne rosé)

ロゼ シャンパンシャンパーニュ・ロゼの魅力はなんといっても、「淡いバラ色の」というその名のとおりの美しい色合いでしょう。イチゴのグミを想わせるような透明感のある色を呈して、チャーミングな印象があります。黒ブドウの果皮の成分を含んでいるので、より厚みと甘さを感じられ飲みやすいです。

2.ブラン ドゥ ブラン

Blanc de Blanc を直訳すると「白の白」。これは白ブドウのシャルドネのみから造られたシャンパーニュのことです。飲み口がスッキリして、これからの暑い季節におすすめですよ。

3.レコルタン マニピュラン RM

大きいワイナリーは農家からブドウを買い付けて醸造をします。しかし、小規模の生産者はブドウの栽培から醸造まで一貫して手がけており、これをレコルタンマニピュラン(Récoltant Manipulant通称RMと呼びます。ブルゴーニュのドメーヌと同じ流れですね。

ポイントはラベルの隅のほうに” RM ”と小さく書かれているところです。ぜひ探してみてくださいね。

 

最後に

シャンパーニュがもたらす” 泡の非日常感 ”は一度味わったら忘れることが出来ませんよ。ぜひ一度お試しくださいね。

執筆 Eriko
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