南アルプスVal d’Allosでスキー(2)色分けされたゲレンデ

2019.02.10

前回に引き続き、南アルプスのゲレンデの紹介です。今回はレベルによって色分けをされているゲレンデを紹介します。

 

レベルによって色分け

Piste verte 緑ゲレンデ⇒初級者用
Piste bleue 青ゲレンデ⇒中級者用
Piste rouge 赤ゲレンデ⇒上級者用
Piste noire 黒ゲレンデ⇒超上級者用

と、この4段階に分かれています。では早速写真で見てみましょう。

まずはリフトに乗って

前回とは違うリフトに乗りこみます。

この部分まで、リフトを乗り継いで登ることができます。

到着しました。先ほどの写真の〇部分です。標高2600m!

画像右が超上級者用

こちらの右側部分は超上級者コースのPiste noireです。「超上手い人用ですよ」と書いてあります。

この岩肌、そしてこの傾斜。凄いですね~。こちらのコースは雪の状態と天気次第で、頻繁に閉鎖されます。左側の紙にも「雪崩の危険がありますよ」と書いてあります。柵も何もなく、まさに「自己責任です」という感じです。

上級者用ゲレンデ

え、私ですか?骨折したくないので、その逆側のPiste rougeで滑り降りました。

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傾斜はかなりありますが、天気が良いのでゆっくり楽しく「怪我なく」滑る事ができました。

長ーいリフトで中級者用へ

次はこのリフトに乗り込みます。全長1554m。一気に375mも登り、標高2423mのゲレンデまで連れて行ってくれます。おそらくこのあたりで一番長いリフトで、10分ほど吹きっさらしの上空を移動します。寒いです!

辿り着いたのがこちら。3キロはあろう長さのPiste bleueです。長いですが傾斜もほどほどに緩く、普段私はこのゲレンデで足慣らしを始めます。

慣れが必要…Tire-fessesリフト

こちらはご存知の方もいると思いますが、丸い円盤がついた棒にまたがってまさにお尻を引っ張ってもらう、Tire-fessesと呼ばれるタイプのリフトです(tire-fessesは少しくだけた表現で、丁寧な言い方は téléskiremonte-pente といいます)

こちらは練習用ですが、傾斜60%の上級者向けもあるので、慣れるまでには訓練が必要です。私も初めて体験した時に何度も途中で手を離して脱線したり引きずられたりと、怖い思いをしたことがあります。でも慣れます。スポーツですから!

 

広大なゲレンデを体感!

南アルプスでのゲレンデはいかがでしたか?フランスはグルノーブルにアルベールビル、2度も冬季オリンピックが行われたウインタースポーツの盛んな国です。ぜひ一度広大なゲレンデに立って体感してみて下さい!

執筆 Yasko
Yasko

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